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遅れの量の把握

時間単位に書かれたスケジュールがあれば、遅れているのは何日なのか、何時間なのかというのを簡単に把握することが出来ます。

これまで紹介してきたスケジュール管理は、ある意味どれくらい遅れがあるのかを定量的に把握することを目指したものです。上手に運用すれば、1日単位、あるいは時間単位で遅延を認識することが出来るのです。

進捗会議では遅れ気味といった抽象的な応答は適切な行動を呼び起こしてくれません。どの作業が遅れているのか、何日必要とするものなのか、というのが明白になって、はじめて顧客との交渉に臨めたりするものです。

どれくらいの遅れかを量的に把握できないのであれば、頑張ってくださいという程度ですし、頑張って出来るようなものであれば、それは遅れ気味とは言わないのです。遅れを量的に把握しようと思ったら、そこに書かれている詳細スケジュールが時間で記述されていなければなりません。

ここで、もう一つ判断しなければならないのは、遅れの性質です。遅れが増加する傾向にあるのか、縮小する傾向にあるのか、ということです。

たとえばですが、チームが疲れ始めてきている状態での遅れの場合、次の週には遅れの幅が増加する可能性があります。その反対に、メンバーのスキルも向上してくることによって、雰囲気がよくなってきた状態ならば、遅延は早期に解消するかもしれません。

こういったことを考慮したうえで、全体のスケジュールに影響するかどうかを判断しなければなりません。しかし、その前段階として、遅れを量的に把握することを欠かしてはいけません。

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