
現実世界において、スケジュールのほとんどは管理されていませんし、書かれてもいないのかもしれません。
簡単に言ってみると、成り行き任せというところがあり、メンバーのがんばりを期待するしかないといった状態になっていると考えられます。ですから、スケジュール上の期限が近くなると、徹夜の連続となって、最初の期限を過ぎても、それは続けられるということになります。
もはや予定や予算という言葉は、思考のどこにも存在しないでしょう。そうして、やっとの思いで完成したとしても、こんな事態になってしまったことに対する原因が反省されていないため、また同じことを繰り返してしまうのです。
作業が押してしまうことで、次の作業が遅れてしまうことも原因といえます。最初の作業においては、考えた末に出てきたようなものではなく、あくまでも思考の赴くままに行動されたものである以上、その考えを断ち切らない限り、また同じ行動パターンをすることになってしまいます。しかも、そのときの思考のパターンは意識されることはないのです。
その結果、ソフトウエアの開発は予定通りには行かないといった神話が生まれることになるわけです。神話が成立している組織の状況においては、成果物が見えないままの作業になっていたり、当然作業工程と成果物が繋がってもいません。
また、スケジュール管理というものをよく知らないため、管理から逃げてしまったりしますし、相互不可侵条約が暗黙に結ばれてしまうということになってしまうのです。
要するに、段取りがしっかりと出来ていないため、管理されないということが起こってしまうわけです。
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