
詳細スケジュールで大切なことは、第一案は捨てる、ということです。特にはじめてこのような取り組みを行った人の場合、最初に作られたスケジュールでは、出来そうな案の域を出ません。
実は、一生懸命に立てたスケジュールであったとしても、多くの場合は希望的な案、であったり、その期間で仕上げなくてはならないという案であったりすることの方が多いです。
これは、見かけが良くても中身はそれまでと変わらないのです。最初のうちは、ブレークダウンされた作業に対して、必要な時間を見積もるとき、これくらいで出来る、こんなもんだろう、という気持ちが働いていることには気づきません。
無意識のうちに、それまでの思考で見積もっているわけです。言い換えてみれば、姿を変えただけのスケジュールですね。この種の取り組みがほとんど成功しない理由の一つがここです。
このような詳細スケジュールを完成させたときには、うまく書けたように思える不完全なスケジュールを実行していくわけです。仮にスケジュールの形が良くても、本人の思考は代わっていないわけですから、すぐにスケジュールは遅れていき、最終的には放棄せざるを得ないことになってしまいます。
ですから、第一案はあくまでも思考パターンを変えていくための足がかりとして使っていくべきもので、実際にそれに沿って作業に着手しないようにした方がいいです。
第二案も本物でないと思うのであれば、それも捨てなければなりません。古い思考パターンから脱却した案を生み出せるまでは、否定して案を練るとことが大切なのです。
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